12月が始まりました 。
昨日は、紅葉狩りへ。
奈良の生駒山は、もうそろそろ冬景色の支度を始めていますが、
山の麓は、まだ美しい紅葉真っ盛りなところも、まだもう少しあります。
季節があるって、やっぱりいいですね。
どの五感で季節を味わっているかが、ささやかながら季節ごとに変化して、その変化を、自身の内側でリズムを刻んでゆくように愉しむ時間。
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昨年は、京都まで紅葉を堪能しにお出かけしましたが、
今年は奈良で、贅沢に紅葉を愉しむことができました。
正直なところ、就職して関東に生活の拠点を移すまで、まさに、"井の中の蛙大海を知らず"だったので、
わたしの視ていた限られた世界で、奈良を魅力的に感じられることが、なかなかできなかったんですね。
煌びやかな京都に比べたら、奈良はモノクロだよなぁ…とか。
でも、就職して世界が広がって、触れる世界が深まって、色々な体験の過程を経て奈良に帰ってくると、土地の風景、歴史、文化、さまざまな観点から、
「奈良って、こんなにいいところだったんだ…」と、奈良を愛おしく想うようになりました。
一度、故郷を離れてみて初めて、その故郷の良さを知ることができる…本当に、貴重な有り難い体験でした。やはり体験しなければわからないことが、沢山あります。
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嬉しいことに、最近、奈良を大好きだと言ってくださる方と出逢うことが多くなって^^
奈良から旅することも多いですが、今年から、奈良にお客様をお迎えすることも多くなりました。
奈良にいらっしゃった際には、ご丁寧にご連絡をくださることが、またうれしく…
ある方が、言ってくださったんです。
「京都は、目で楽しむところ。奈良は、心で感じるところ。」と。
そして、先日ご縁をいただいた方からは、
「奈良の紅葉風景を思い浮かべながら、心が静まってゆくのを感じています。」と。
そう言っていただくだけで、ご縁いただいた方々と、遠く離れていようとも、近くで寄り添っていようとも、意識の向ける先が重なり合った時、とても心が安らいでゆくのを感じます。
そういう心豊かな方々と、巡り合わせて頂く日々がわたしのギフトで、深く感謝が溢れます。
12月も、どうぞよろしくお願いいたします^^