top of page

ななつめのほしにきたわたし


あわだまが弾けるような音がした瞬間、

ななつめのほしにたどり着いたの。

.

とてもとても息ができなくて、しばらく困ったけれど。

だって、ひとつ前のほしには、感情という体験はなく、

言葉が無かったから、口を開くこともなかった。

.

ここは、「ちきゅう」というほし。

ちきゅうは、大きな口を開けて「なく」のね。

ちきゅうは、横に口を開けて「わらう」のね。

.

そんなことが、たまに蘇る。

数ミリに満たない映像が、たまに映像を途切らせながら、

この脳裏に、無音の映画のように流れるの。

.

夢と現実の狭間で。

ななつめのほしに、生きるわたし。

.

なんて、

今日もロータルトを味わいながら、地球を嗜む。


Featured Posts
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
Recent Posts
Archive
Search By Tags
まだタグはありません。
Follow Us
  • Facebook Social Icon
  • Twitter Social Icon
  • Google+ Social Icon
bottom of page