日時・場所
2019年7月13日 12:30 – 15:30
鬼取町455, 日本、〒630-0237 奈良県生駒市鬼取町455
イベントについて
MARIKO TRIPはおかげさまで4周年を迎え、この度、あたらしい表現の試みとして、今夏にカフェをオープンする運びとなりました。
場所は、奈良県の自然溢れる生駒山。
わたしを育てていただいた、親しみ深い土地です。
昨年より”奈良の土地を、いつ離れてもいい。”と思い始めていた、そんな矢先の出来事でした。
これまで、カフェはしないと決めて、旅をしながらMARIKO TRIPの活動をしてきましたが、年明けに有り難いご縁に恵まれ、さまざまなサポートをいただいたことで、然るべく流れにこころを決めた次第です。
生駒山のカフェは、これからわたしにとって、大切な拠点のひとつとなります。
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それにあたり7/13に、カフェオープンに先がけて、場をひらくオープニングイベントを開催させていただく運びとなりました。
生駒山は神秘溢れ、森羅万象に満ちる空間であるため、あの空間にこれから然るべく美しいご縁が巡っていくことを祈り、静かな風を感じながらささやかなセレモニーを開かせていただきます。
この度、偶然という運命が重なり、演奏家の奈良裕之さんをお迎えし、音霊演奏会を開催いたします。
それにあたり、このタイミングに、アラスカ先住民クリンギット族の祈り手ボブ・サムさんが来日されるとのこと。おふたりの祈りと音霊演奏会で、場を「ヒラク」夢のようなセレモニーが実現します。
ボブさんは、私が長年敬愛してやまないカメラマン・作家である星野道夫さんととてもご縁の深い方で、映画監督龍村さんの作品「ガイアシンフォニー第3番」にもご出演されている素晴らしい栄誉ある「祈りの人」です。
星野道夫さんを敬愛する気持ちが、遥か遠いアラスカに届いたのでしょうか。
カフェのオープニングと、ボブさんの来日のタイミングが美しく重なり合った奇跡に感謝いたします。
その奇跡の結縁へと導いてくださった奈良さんと麻喜さんに、深く感謝申し上げます。
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当日は、奈良さん特製の奈良カレーと、新しいカフェのおもてなしをお楽しみいただくオープニングパーティーをさせていただき、奈良裕之さんとボブさんの「ヒラク」祈り&音霊演奏会を開催させていただきます。
この森羅万象のサポートと巡り合わせに、この上なく感謝するとともに、その美しい日を共に慈しんでいただける方々を感謝と共にお迎えさせてください。
この場を「ヒラク」セレモニー…ぜひご参加ください。
深く深く慈しむこころを込めて…
【 カフェオープニングイベント/奈良裕之&ボブ・サム「ヒラク」祈り&演奏会 】
▶︎日時:7月13日(土)12:30~15:30
▶︎参加費: 5,500円(事前振り込み制)
▶︎定員: 50名さま
▶︎場所: (〒630-0237 奈良県生駒市鬼取町455)
▶︎申込方法: イベントページの参加ボタンを押してください。後ほどあらためてご連絡をさせていただきます。
(※返信可能なメールアドレスをご記入ください。)
※ 今回のイベントは、キャンセルによる返金を致しかねますm(._.)mご了承ください。
▶︎内容
12:00〜 開場・受付スタート
12:30〜14:00 オープニング・パーティー
特製奈良カレーとカフェのおもてなしで乾杯。
14:00〜15:30 奈良裕之&ボブ・サム「ヒラク」祈り&演奏会
※カフェはお山の上となります。ご参加のみなさまには後日交通のご案内をさせていただきます。
【奈良裕之さんプロフィール】
北海道・釧路市出身。民族楽器を即興で奏でるというスタイルで、94年よりソロの演奏活動を行い、ライフワークとして、教育・福祉施設などで演奏し、子供達を主とし、人々と深く交流。
舞踏・詩・絵画・写真・アイヌ詩曲舞踊団「モシリ」など、様々なアーティストとのコラボレーションも多数。
1998年より『地球交響曲・第3番』出演のアラスカ先住民クリンギット族の語り部、 ボブ・サム氏と日本各地で共演し、東日本大震災後には、2年続けて全国ツアーを行う。
2006年、同映画『地球交響曲・第6番』虚空の音の章に出演。
海外では、アメリカ・オーストラリ ア・インドネシア・タイ・韓国にて演奏。
一般公演の他、神社・寺院・遺跡など、国内・外の聖地で数多くの奉納演奏を行う。
ワークショップ、瞑想会、その他に写真や書による個展も開催。
30年以上になる瞑想歴を持ち、奏でる音は、人の奥深くに眠っている本質に伝え響くとして定評がある。
【ボブサムさんプロフィール】
アラスカ先住民クリンギット族。ドッグ・サーモン氏族、およびアラスカ南東部のジュノー周辺地域(オーク・クワン)のリーダー。
住宅開発のために 掘り返された祖先の墓地を目の当たりにし、開発計画を中止させ、遺体や遺骨の再埋葬、墓地の復興を一人で始める。以降、25年以上にわたり墓地や聖地の保 護修復活動を続け、10万基以上の墓を修復、500人以上の遺骨を再埋葬する。また、各地に持ち去られた祖先の遺品や遺骨を家族のもとに戻す返還運動(リ ペイトリエーション)においても中心的役割を担い、カリフォルニア大学バークレー校、サンフランシスコ州立大学など各大学において「尊厳ある死者の弔い」 について定期的に講演を行うなど、死者の尊厳と人権擁護にも深く関わっている。
30代なかばに長老たちから神話の語り手(ストーリーテラー)とし て選ばれ、以来20年以上にわたりクリンギット族に古くから伝わる神話を世界各国の人々に伝えている。アラスカ ジュノー拠点のネイティブ・シアター・グ ループ「ナカヒディ・シアターカンパニー」にて、長老たちから伝統的文化や語りの伝承を受け継ぐと同時に、演劇や発声のトレーニングを受ける。同カンパ ニーの一員としてアメリカはじめ、カナダやヨーロッパにおいても公演。国際子ども演劇フェスティバル(米国、カナダ、ヨーロッパ)、先住民族サミット(日 本・愛知)をはじめ、米国の博物館や図書館、全国会議などにおいても公演を行う。
2013年10月、アラスカ・ネイティブ・ブラザーフッド(ANB:1912年シトカにて設立された、アラスカ先住民によるアラスカ先住民のための人権擁護組織の代表的存在)のシトカ・キャンプ1の副代表に選出される。
著書:『かぜがおうちをみつけるまで』(谷川俊太郎訳/スウィッチ・パブリッシング刊)